2018年最新情報
ちょっと情報が古いので今年2018年3月に支払った私立小学校5年の年学費をUPしてみました。教科書約5000ペソ別途で月スクールバス代1人に付き2000ペソ掛かります。
2015年度田舎の私立幼稚園・小学校の年間学費の画像をUPして見ました。
この画像の年間授業料は、マニラ圏外の地方での有名私立学校での年間費用になります。マニラだとこの金額では収まらないのでは?年間5万~7万ペソはかかるのではないでしょうか?
今年からフィリピン全土で学費が値上がりしました。私の娘も今年から二年生になりますが2015年と比べて3000ペソ値上がりです。そして各地で“値上げ反対”運動のデモも盛んに行われています。
その他かかる費用としては
初回
- 教科書 購入
- 4500ペソ
- 制服
- 一着 600ペソ程度 仕立て
月々にかかる費用
- スクールバス
- 月々 2,000ペソ
- 給食費 おやつ
- 月々 約800ペソ(弁当持参可)
支払い方法は、年間一括払いだと5%のディスカントがありその他半年ごとの一括支払い、毎月定額の支払い方法があります。
フィリピンの私立学校と公立学校の違い
公立(パブリック)の小学校でも格差があります。一番年間費用のかからないパブリックだと年間200ペソ。この年間200ペソすら払えない家族もいるわけですが、その場合は学校の草取りでペイ。その日暮らしがやっとの低所得者の子供たちが通うことが多い。
勿論、教科書は無料配布なのですが、個人一人ひとりには配布されません。使い回しで数人でボロボロの教科書を机を寄せて授業を受けるのです。
また午前の部と午後の部とわかれて授業を行う学校もフィリピンには沢山あります。先生と学校のキャパが足りてないからです。
こういった子供達をみるとスリッパに身軽な登下校をしてるのでひと目で判別出来ます。良い学校に通っている生徒はキャリーバックに10キロ近くある重さの教科書をいれて登下校してます。パブリックでも良い学校になると制服もおしゃれで年間授業料も高くなります。
私立の場合は、家の前までスクールバスが迎えに来るので楽ですが、交通費が学費と同じぐらいにかかります。先程も書いたように分厚い教科書を何冊も入れるので普通のカバンでは持ち運べません。ですから、全員キャリーバックを利用してスクールバスや自家用車、バイクなどで登下校するのです。
一般的には、日本のように習い事や塾はありません。4月~6月の2ヶ月の夏休みに成績の悪い子供は日本でいう補習みたいなものがあり学校に登校しなければなりません。幼稚園や小学校でも私立になると成績の悪い子供は、進級できないので留年させられます。
長い夏休み期間や土日でチューターをつける家庭もあります。学校でも特に優秀な子供は何人か選ばれて土曜日や夏休みを利用して特別授業を受ける。目的はフィリピン全土の選ばれた生徒が集い発表会を開催し順位を競う。特に重点的に重きをおいている科目は英語と数学です。
フィリピン小学校一年生の英語の教科書は、日本の中学一年生の教科書よりも難解です。私の過去数十年前の中学時代の記憶をたどり比べて驚嘆した!フィリピンの小学生一年からこんな難しい英語やってるの?そうです日本の中学生一年の英語はフィリピンでは幼稚園4・5歳で既に勉強はじめてます。
日本の中学一年生の教科書をフィリピン人に見せたら『これは幼稚園の英語の教科書か』と言われそうである。というか恥ずかしくて見せれない言えない・・・・
英語に関しては日本はフィリピンより10年遅れてる!頑張れニッポン!
追記
個人レベルの幼稚園なら月1500ペソ~2000ペソ
幼稚園の場合は、午前の部と午後の部があり3時間~4時間程度
小学校は 朝7時から3時半まで授業があります。
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