今回はいつもの風邪の咳と違うぞ!?

咳をしている画像
フィリピンに住むと日本人が悩まさせられる一つに咳がある。病気について書きたいことは、沢山ありますがここでは咳について・・・

フィリピンは暑い国なのによく風邪を引く。国中に病原体・細菌が充満しているのか、渡比したての頃、一年で日本のいる時の数年分に匹敵する風邪を引いた。1年の3分の1は風邪だったといっても過言ではない。風邪も強力で日本のに比べても可成りの強者です。

症状は大体こんな感じ
喉が痛む→滝のように出る鼻水が→咳 熱が出たり、咳がでなかったりする場合もありますが、大体こんな感じです。

ここ2ヶ月前に家族が代わる代わる風邪を引いていった。しかし咳の出方がみんな少しおかしい。私も感染したのか同じ症状になった。しかし今回の風邪の治りかけ症状は夜にしか強い咳が出ない。蒸せるような咳で喘息にでもなったような感じの咳が出る。就寝して横たわると数時間後に咳き込む!寝られないくらい咳き込むのでソファーに横たわる。するとだいぶ楽になって咳も治まってくる。

こんな日が長く続いたので睡眠不足になってしまった。おまけに、朝方に出る咳はとても激しい。しかし、昼間は咳払い程度の咳で終わる。

薬はあまり飲むことはないけども、あまりの咳込みに睡眠が取れずに、咳止めの薬を飲んで試してみた。carbocisteine カルボシステイン 1錠10P程度の処方箋なしでどこでも売っている咳薬。これを寝る前に飲んで寝たが、少し楽になったかな?変わらないのかな?といった程度で完全には咳は止まらない。

これは、風邪の咳でもいつもとは違うな?と疑問!すぐさま、考えられる検索用語で片っ端からググってみた。

ググってみても夜に咳き込む原因ばかりで、どの薬を飲めばいいのか書かれているサイトはなかなか見つからない。

こんな感じの記事が多い
・気管支は急激に温度が低下すると収縮しやすく咳発作を起こしやすくなります。夜と比較して明け方は5-6℃温度が下がる事が多く咳の原因になる

.夜間は副交感神経が優位になるので、気管支が収縮しやすくなるため気道が狭まり、咳が出やすくなると言われています。

ツボを押せだの、暖かいものを飲めだの、マスクをしろなど、そんな取って付けたよう記事ばかりがヒットする!

耳鼻科サイトで夜間の咳について詳しく書いてあるサイトを発見!

すると、さすが専門家!耳鼻科サイトで夜間の咳について詳しく書いてある!

参考サイト>>たくゆう耳鼻咽喉科クリニック 院長ブログ

日本における慢性咳嗽(3週間以上の咳)の3大原因は、
・咳喘息
・アトピー咳嗽
・副鼻腔気管支症候群
です。

これだ!処方の薬が書いてある

症状はまさしくコレ!

【アトピー咳嗽】

 1989年に日本から提唱された疾患概念で、乾いた咳が出ます。夜間(特に就寝時、夜中から早朝、起床時など)に多く、温度差のある空気を吸い込んだ時にも生じます。気管支拡張薬が無効で、ヒスタミンH1-拮抗(きっこう)薬とステロイド薬が有効です。


ヒスタミンH1-拮抗とはアレルギーの薬 風邪の緩和にも

風邪なんだろうけど症状はまさしくコレ!素人考えだが風邪の菌でアレルギー反応を起こしているのか?

ヒスタミンH1-拮抗は、花粉症やアレルギーの薬

ヒスタミンH1-拮抗を調べてみると、フィリピンで買える薬もある。アレルギーで発疹蕁麻疹ができた時に良く効く、処方箋なしくても買えるクラリティン clariting 10mg  1錠約30Pをよく服用する。私は、花粉症には縁がないので、それで服用したことはないけども、フィリピンに来て蕁麻疹がよくでるのでその時は、クラリティン (Claritin)を飲む。これを飲むと数時間後には蕁麻疹が引く。

クラリティン(成分が一緒でもメーカーによって呼び名が違う場合があります)のページを見てもアレルギーだけで咳止めとは書かれてないが、病院サイトはアレルギーの咳止めも効果と書かれているので飲んでみることにした。

ガラガラ・・・ゴックン!・・・そして真夜中!凄~い!ピタッ!と止まった

就寝時にクラリティンを服用して寝た。するとその日ピタッ!と咳が止まった。翌日も飲んだ!その翌日も・・・咳はピタッ!と止まった。

さすが、耳鼻科専門医だなと餅は餅屋だ!・・あまりにも見事にピタッ!したので驚いた。クラリティンが効果があることがわかったのでそれから逆算してもう少し詳しく調べてみた。




するとビックリ!東京千代田区の中田クリニック 呼吸器科・アレルギー科の院長先生からこんな記事が

この記事は以下のサイトより抜粋しおります。詳しくはリンク先を御覧ください。
抜粋引用 参考サイト>>東京千代田区の中田クリニック 呼吸器科・アレルギー科

ポイント1

「長引く咳」で悩んでいませんか?
その咳が、かぜによるものだと思っている方は要注意です。
・・・「咳喘息」 をとりあげて解説します。

ポイント2

2. 花粉症やアトピー性皮膚炎、小児喘息、じんま疹などの既往症のある人がかかりやすい。

3. 病気の原因は気道のアレルギー性炎症と考えられており、ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉などによることが多いのですが、原因がわからないこともあります。

4. 「喉がイガイガする」「喉がくすぐったい」「喉に痰がへばりついた様な感じがする」など喉に違和感があり、咳がこみあげてきます。

5. 布団に入った直後や早朝に咳が出やすい。

6. 季節の変わり目、梅雨時、台風シーズン、特に風邪をひいた後に咳が長引くことが多いので 「風邪がいつまでも治らない」「風邪をくりかえす」と考えて風邪薬や咳止めの薬を服用しても咳が止まりません。

7. 咳が出るきっかけは冷気、暖気吸入(エアコン)、電車に乗った時、会話、電話、タバコの煙、香水、雨天などで、ひどい時には咳が頻発するため会話も困難になります。

8. 気管支喘息と病名は似ていますが、咳喘息の症状は咳だけで、激しく咳込むことはあっても、気管支喘息のようなゼイゼイ、ヒューヒュー音(喘鳴)や呼吸困難はありま    せん。従って、窒息するような危険性は全くありません。

ポイント3

ステロイド吸入薬が良く効きますので、第一選択薬として診断後早期からアドエア、シムビコート、オルベスコ、パルミコートなどを吸入します。ステロイドというと副作用を心配される方が多いのですが、ステロイドを吸入で用いる場合は血液中に殆ど吸収されませんので、内服で長期使用する場合と異なりステロイド薬による副作用はありません。安心して使うことが出来ます。
その他、必要に応じて長時間作用型β刺激薬(セレベント、ホクナリンテープ)やテオフィリン薬(テオドール、テオロング)、ヒスタミンH1受容体拮抗薬(クラリチン、アレジオン)ロイコトリエン受容体拮抗薬(シングレア、オノン)などを使用します。気道のアレルギー性炎症は、徐々に改善しますので一般的に咳が完全に止まるまでに1~2ヶ月間を要します。

合致しているところは青字にしてみました。
まさしくこれだ!

どちらにしても風邪ではないアレルギーの咳であることには間違えない!フィリピンでは、今は季節の変わり目でもあるし温度差が激しい時期でもある。
風邪薬や咳止めの薬を服用しても咳が止まらなかった!それも風邪がなおりかけた後、確かに類似点が一致する。

日本では処方箋が必要
アメリカ  市販薬
フィリピン 市販薬

フィリピンで風邪の後、こんな咳が出たらアレルギー性の咳を疑ってみてください。アレルギーの薬はフィリピンには数多くの種類があるのでフィリピンの専門医と相談されることをお勧めします。

苫小牧にお住まいの方 たくゆう耳鼻咽喉科クリニック 院長ブログ

東京千代田区にお住まいの方 東京千代田区の中田クリニック 呼吸器科・アレルギー科
この先生だったら100%治してくれそうです。情報ありがとうございました。

咳に関する使えるタガログ

May ubo ako
私は、咳が出ます。

Mayはありますという意味です。ubo(咳)

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