ネットゲームの中には、日本国内限定で国外からでは制限を掛けられて利用できない場合があります。その場合の対策としては、海外のIPから日本のIPに置き換える必要があります。
それを可能にするのがVPNです。VPNを利用すると海外のIPから日本のIPへと置き換えられるので規制されているオンラインゲームで遊んだり海外規制されているHPが見れたり、オンデマンド動画を視聴したりすることが可能となります。
目次
海外から利用できない又は利用できなゲームが多いオンラインゲーム
ハンゲーム 2013年以前は海外からでも遊べていたがそれ以降は海外制限を実施 しかし全てのオンラインゲームが規制されているわけではない。
DMMオンラインゲーム 英会話オンラインと婚活意外は全て海外規制
ガンホーゲームズ 一部のサービスにおいて、日本国外からの接続を制限
ラグナロクオンラインやエミル・クロニクル・オンライン(ECOは海外から利用不可
海外から無料で遊べるけどチョット微妙なオンラインゲーム
ヤフーモバゲー 無料ではプレイ出来るが有料で決済する場合は、規制が掛かる。
ミクシー 海外からミクシーには日本の携帯が無いと登録できないため、海外からPCを利用してゲームをする場合は、日本で事前に登録しておく必要がある。
VPNの種類
無料VPN
海外には、無料でVPNを利用できるサイトが多くありますが、日本ではほとんどが月々の有料での利用となります。私が、知ってる中では筑波大学のVPN Gate 学術実験サービスのVPNが無料で利用できます。以前オンデマンド動画を視聴するために試みた事がありますが、帯域を必要とする動画は難しいようです。ただオンラインゲームは試してませんが、帯域をあまり必要としないオンラインゲームぐらいであれば可能ではないかと察します。しかし実験中のサーバーなので安定度は?サイトがいつ閉鎖されるかもわからない不安は残りますね。
安定したオンラインゲームで遊ぶなら有料をお勧めします。次に説明する有料VPNが私が5年以上使い続けている最大大手の安心できるVPNサーバーです。
有料VPN
インターリンクのVPN
私がかれこれ海外から5年ぐらい利用しているインターリンク社のVPNサービスです。その間数社利用してみましたが、ここが安定度や速度の速さが一番良いので私が是非オススメしたいVPN業者です。
VPNを登録すれば海外からこんなことも可能です。
VPNで日本版huluを海外で視聴可能
海外からオンラインゲームを快適に利用する為の重要な3つの要素
海外からオンラインゲームを快適に利用する為に重要なのは、PCのスペックとインターネット環境の速度と応答時間です。
ここでは、海外のネット環境で述べてみます。日本では快適に利用できない事は現在では考えられませんが、海外ではネットのインフラが整備されてない国が数多くあります。
その為、海外での多くはADSLを利用したりWi-Fiを利用したりすることになるでしょう。
回線スピードとサーバ応答時間(PING)について
海外から日本のオンラインゲーム(サーバ)にアクセスした場合、スピードも落ちる可能性が高い。そしてサーバが応答する時間も長くなる事を心得てお置く必要がある。
現在の管理人の回環境を例にしてみます。
日本語のスピードサイトは、日本までのスピードしか測れませんので海外からスピードを計るにはココがお勧め!
>>Speedtest.net by Ookla – The Global Broadband Speed Test
- 管理人のインターネット環境
- フィリピンの5M契約ADSL回線
フィリピン国内間の速度
おおよそ契約5メガ近くのスピードが出ています。通常のフィリピン国内スピードはだいたいこんな感じですが、日本と違い速度は不安定です。サーバの応答時間は、いつもは15~30msぐらいです。上りスピードは、オンラインゲームにはさほど関係はありません。
フィリピンから日本までのサーバ速度と応答時間
下記の図のように応答時間は長くなり、速度は若干落ちます。曜日や時間帯によってはこの開きが大きくなる場合があります。
フィリピンから日本までのVPNを利用したサーバ速度と応答時間
この図は、フィリピンからVPNを利用して測定した日本までの速度と応答時間です。VPNを利用すると若干速度は低下し応答時間は延びます。
まとめ
- アクセスする国内スピードが早くても日本までのスピードは落ちる可能性が高い。
- アクセスする国内PINGが早くても日本までの応答時間は遅くなる可能性が高い。
海外でVPNがあるとこんなに便利
- 海外規制されているオンラインゲームを利用できる。
- 海外規制されているHPや掲示板が見れる書き込みできる。
- 海外規制されているビデオオンデマンド動画(HULU・GyaO・dtv・WOWOW)などが視聴可能
- メールサーバから海外規制でメール送信を規制されていてもそのまま送信可能
- 各拠点でイントラネットとインターネットの共有が可能